サバゲーではBB弾が当たって歯が折れるという話は皆さん聞いたことあると思います。そのため、各フィールドでは歯を守るフェイスマスクの着用を推奨しています。ですが、眼を守るゴーグルと違いマスクは必須ではありません(インドアフィールドはフェイスマスク着用必須のところが多いです)。フェイスマスクにはいろいろ煩わしいところがいくつかあり、着用しない人は結構います。しかし、いざ歯が折れると数万円という治療費が掛かってきます。
フェイスマスクはできれば着けたくないけど、歯は守りたい人におすすめなのがマウスガードです。マウスガードには歯を守る以外にもメリットがあるんです。
フェイスマスクを着けない理由
フェイスマスクを着用しない人にはいくつか理由があります。
ライフルを構えた時にストックが干渉する
ライフルを構える時はストックを肩と頬で固定します。この時、フェイスマスクがあると干渉して狙いづらくなります。
顔が蒸れてゴーグル曇らせる
マスクを着けると口とマスクの間で吐息が滞留してそれが鼻の隙間から逃げて上のゴーグルを曇らせることがあります。
リアリティの追及
フェイスマスクは実際の兵士はしません。何かのコスプレをした時にマスクは世界観を壊す可能性があります。
他にも単純に着けるのが煩わしいと、人によって理由はそれぞれです。だから、何も着けないのがいいわけでなく、安全に楽しくサバゲーを行うために歯もきちんと守ってもらいたい!そこでマウスピースです。
マウスガードのメリット
マウスガードはボクシングや格闘技のに興味ある人は知ってると思いますが、格闘技といったコンタクトスポーツにおいて歯と顎、その周囲の組織を衝撃と裂傷の危険から守るためのプロテクトツールです。最近ではラグビーやサッカー、バスケといった体をぶつけ合う球技でも使用されています。
サバゲーにおいてはプレーヤー同士のコンタクトはありませんが、BB弾のコンタクトの危険は日常茶飯事です。 マウスガードはBB弾のコンタクトから歯を守ってくれ、先ほど上げたフェイスマスクを着けない3つの理由を全て解決します。
米軍では訓練でマウスガードの着用を義務付け
米軍では訓練において口や顔の負傷のリスクが高いことから、訓練時のマウスガードを着用することを兵士に義務付けています。
運動能力が上がるかも
マウスガードは歯を守るだけではありません。装着することで歯の噛み合わせがよくなり、運動能力が上がるといわれています。瞬間的な喰いしばりに力が入りやすくなり、次の動作が動きやすくなり、スムーズに力の移動できます。サバゲーではBB弾を避けたり、一瞬で動いたりと動作が多いと思います。これらの動作に効果があるかもしれません。
また、噛み合わせが良くなることによるリラックス効果、安心感によって集中力が増すともいわれています。
おすすめのマウスガード
単純に歯を守るだけでどんなマウスガードでもいいかもしれませんが、せっかくつけるのであれば自身の歯型に合わせて能力を向上させたいですよね?マウスガードは自身で歯型を取って整形できるものが多数出ており、そちらのタイプをおすすめします。
マウスガードは意外と安く、多くの商品が1000円前後で購入できます。上の製品は自分で歯型をとって自分にあったマウスガードを作成でいます。2つセットで価格は790円です。
こちらは値段は上がりますが、SISUマウスガードはアスリート向けのマウスガードになり、1.6㎜と薄い作りながら強度も強く、歯型に合わせて20回作り直しが可能です。
マウスガードとマウスピースは違う
購入する上で一点、注意してほしいのがマウスガードとマウスピースは違う点です。マウスガードはスポーツ用でマウスピースは就寝時の歯ぎしりの予防などで使われます。名称が混同して売られている時もあるので、購入時はスポーツ用なんか用途をきちんと確認して購入するようにしてください。
バラクラバもおすすめ
顔を守る方法としてはフェイスマスク、マウスガード以外にバラクバラ(目出し帽)もおすすめです。
マウスガードをお勧めしましたが、顔の危険は歯だけではありません。素肌を晒せば皮膚に怪我を負う可能性があります。なるべくなら顔全体を覆えるフェイスマスクを推奨します。