エアガンの操作性を上げるためにハンドガードにフォアグリップを付ける人は多いと思います。値段もそこまで高くないため、エアガンのカスタムパーツとしても割と先に購入されるアクセサリーだと思います。このフォアグリップには様々なタイプがあります。今回はその中から代表的なフォアグリップの7選を紹介します。これから買おうと考えている方は参考にしてください。
フォアグリップの始まりはトンプソン銃
現在では一般的な装備になっていますが、意外とその歴史は古く1918年までに遡ります。当時に登場したトンプソン機関銃がフォアグリップの最初と言われています。
トンプソンのフォアグリップの目的は2つあります。1つはフルオート時の反動によって発生する上下運動を制御すること。そしてもう一つは写真を見てお分かりのようにバレルがむき出しになっている点です。トンプソンはフルオートで撃ちまくるの基本です。しかし、そうするとバレルが火傷するほど過熱します。その過熱したバレルからシューターの手を遠ざけるためにフォアグリップが考案装着されました。
フォアグリップのメリット
人間工学をもとに設計された現在のフォアグリップは銃の操作に確実な制御をもたらし、照準を定めることを助けます。射撃能力を向上させ、更に反動によるバラツキを抑え、一貫した射撃精度を保持します。マガジンを装着する部分のマガジンハウジングを持つ人も多いと思いますが、これは支点が中央になり、ハンドガードが横から受ける力に弱くなり、左右の動作などはフォアグリップよりも劣ります。ハンドガードを直接持つ場合は、光学機器やアクセサリーを装着すると持つ場所が限定されてしまったり、しっかりとした固定ができません。その点、フォアグリップにはこの2つの方法と比べると操作が楽になり、疲労を軽減する効果があります。
バーティカルグリップ(Vertical Grip )
Vertical=垂直という意味になり、その名通り、垂直に伸びたグリップになり、一番利用が多いタイプになります。形状や材質など種類が豊富で装着も簡単です。価格も安く丈夫なため、最初に購入するフォアグリップとしてはおすすめです。単純に握るように持つ形が一般的でマガジン部分を持っていた人もスムーズに移行できる思います.最近ではちょっと斜めった垂直ではないバーティカルグリップも出てきています。
スタビーグリップ(Stubby Grip)
同じく垂直のグリップになりますが、短く太いのが特徴です。
バイポッドグリップ(Bipod Grip)
バイポッドとは主に機関銃やスナイパーライフルを地面に固定する為の二脚になります。アサルトライフルでも使用されます。バイポットグリップはバーティカルグリップの中にバイポッドが内蔵された2Wayのグリップになります。軽機関銃タイプのエアガンをお持ちの方にはお勧めです。
アングルグリップ(Angled Grip)
最近人気が出てきているのが三角形の形をしたアングルフォアグリップです。下から包み込むようにハンドガードと合わせて持ちます。バレルの中心ぐらいの場所に装着することで反動を軽減し、銃口を制御し、より速く、より正確な射撃を支援します。
ハンドストップ(HandStop)
ハンドガードを持つ際に手を引っかけることで滑るの防ぎ固定させます。他のフォアグリップと比べ、小さく、軽量です。
フォールディンググリップ(Folding Grip)
こちらは折りたたみができるフォアグリップです。オープン時はバーティカルグリップと同じ形状になり、折りたたんでいる状態ではアングルストップになる2Wayのフォアグリップです。また、不要の時は折りたためばいいのでハンドガンにも利用されることが多いのがこのタイプになります。
マグウェルグリップ(MagWell Grip)
フォアグリップではなく、マガジン持ちがいいという方にはマガジンハウジングに装着するフィンガーチャンネルの付いたマグエルグリップを装着すると持ちやすく扱いが楽になります。
まとめ
フォアグリップにこのようにもいくつもタイプがあります。どれがベストという事はありません。あなたのスタイルや手にしっくりくるフォアグリップは人それぞれです。自分に合うフォグリップを見つけてみてください。