サブマシンガンやアサルトライフルなどストックがある銃・エアガンを構える時には大抵、利き腕側の肩、つまり、右利きならば右の肩にストックを当てて、右手でグリップを握り、左手でマグやハンドガードを握ります。大抵の射撃はこの利き腕側で行いますが、利き手側から射撃しずらい時があります。特にCQBや市街地といった入り組んだフィールドでのクリアリングやコーナー、障害物から左右を狙って撃つ時です。この時に必要な技術が銃を左右に持ち替える「スイッチング」という技術になります。
撃つ側に応じて左右持ち替える
例えば、上の写真はコーナーから右肩にストックを当てて銃を構え狙っています。射手から右側を狙っているので、射手は右腕、右肩と顔右半分と僅かな体の露出だけで相手を正確に狙い撃つことができ、その上、自身被弾するリスクを最小限に抑えることができます。ですが、これが左肩に構えていた場合どうでしょう。左肩に構えた状態で射撃するには、体をほぼ露出させなければならず、敵に発見される、被弾するリスクが大きくなります。
また、上のような状況の場合、左肩に構えて前方を撃つこと自体が難しいです。左利きで常に左肩に構えている人はこの時、右肩に構えなおす必要があります。これが、左右逆のシチュエーションなら、右利きの人は左に構えなおす必要があります。そして、このように銃を左右に構えなおすことを「スイッチング」といいます。
スイッチングをすることで、隠ぺい率を上げ、体の露出、被弾面積を減らすことができます。サバゲーでは常に利き腕側の方向から攻めるわけではないですし、敵が一方から攻めてくる分けでもありません。状況に合わせてスイッチングをすることで左右どちらに対しても適切な射撃ができ、生存率が上がります。
練習しないと正確には撃てない
しかし、このスイッチングそう簡単でありません。利き腕ではない手で箸や道具は掴んでも違和感があり、うまく扱えませんよね?それは銃・エアガンでも同様です。また、利き腕以外にも利き目があります。大抵は利き腕と同じ側だと思います。いざ、これが逆になると、利き腕通りにはいきません。素早く構えられなかったり、狙いが上手く定まらない、正確に狙えないなど利き腕の時と同等の射撃能力が提供できません。逆でも利き腕と同様、若しくはそれと近い能力を発揮するには、ある程度、練習、慣れが必要です。
構えだけなら、家でもできますし、射撃に関してはゲームが始まる前にシューティングレンジで練習したり、ゲーム中に敢えて、逆で構えるなどして慣れるようにしましょう。左右どちらでも分け隔てなく扱えれば、あなたはもうサバゲーで無双です。