世界の迷彩パターンの第二弾は、独特な爬虫類柄の模様が特徴的なKRYPTEK(クリプテック) を紹介したいと思います。他の迷彩と一線を画すその迷彩パターンからオシャレと人気でサバゲーでも戦闘服(BDU)・装備が増えてきている迷彩です。
KRYPTEKとは
KRYPTEKはアメリカのKRYPTEK社開発が開発した迷彩パターンです。 創業者の二人は元米陸軍出身で、イラクやアフガニスタンで実際に戦地を経験しています。その実戦経験から複雑で過酷な自然環境に対応する革新的な迷彩パターンの必要性を感じ開発を行います。ブランドの精神「バトルフィールドからバックカントリー(僻地)まで」とあるように彼らは戦場と狩猟には共通の精神があると感じ、狩猟やアウトドアにも使える迷彩パターンの開発を行っています。
KRYPTEK迷彩の特徴
KRYPTEK迷彩の特徴はヘビのウロコを思わさせる爬虫類のようなシャープなパターンを前面に配置し、背景にはぼかしたパターンを配置する3D迷彩と呼ばれるものです。 このウロコのような線が多方向に延び、途中で急激な遷移を引き起こすことによるエッジが人体のアウトラインを動的に分割させ、肉眼で発見される可能性を低くします。この大胆で明確に定義されたマクロパターンにより、広い範囲での隠蔽の有効性を向上させています。開発した迷彩は戦場、狩猟双方で実際にテストを行っています。
KRYPTEKの迷彩パターン
KRYPTEKは狩猟、アウトドアも対象としており、多くの迷彩パターンが存在します。その中から6パターンを紹介します。
HIGHLANDER(ハイランダー)
KRYPTEK HIGHLANDERは砂漠や開けた荒れ地で効果を発揮する迷彩パターンです。
MANDRAKE(マンドレイク)
KRYPTEK MANDRAKEは暗い森や森林、草木に覆われた地形で効果を発揮する迷彩パターンです。
TYPHON(タイフォン)
KRYPTEK TYPHONは暗闇や市街地といった場所で効果を発揮する迷彩パターンです。黒は相手に恐怖感も与えることから法執行機関にも採用されています。
RAID(レイド)
KRYPTEK RAIDは市街地向け、特にコンクリートが多い都会に潜むために作られた都市型迷彩パターンです。
NOMAD(ノマド)
KRYPTEK NOMADは砂漠や乾燥した砂の多い環境で効果を発揮する迷彩パターンです。
ALTITUDE (アルチュード)
KRYPTEK ALTITUDEは樹木限界線より上の地域、高山帯など緑が少なく岩肌が多い地域に適した迷彩パターンです。
アメリカ公式サイト:https://kryptek.com/
日本代理店サイト:https://kryptek.jp/