初めて買うエアガンは何も分からず、デザインや好きなものから選んで買ってしまいがちです。もちろん、それで間違いはありません。ただ、何度かサバゲーをこなしていくと自分のスタイルに合わないとか、思うように扱えないという事があります。筆者もポンプアクションに憧れて最初にショットガンを購入したところ、アサルトライフル相手に歯が立たない事を経験し、後悔したことがあります。そこで、各エアガンのタイプ別の説明と戦い方について説明します。
サバゲーでは、みんながみんな自分勝手に動き回るとバランスが崩れて負けてしまいます。 そうならないようにサバゲーにもサッカーやバスケ同様にポジションがあります。スポーツのように厳密ではなく、誰かに決められるわけでは無いですが、ゲームでは誰か[…]
アサルトライフル
サバゲーで一番使用されているタイプ。自動小銃とも呼ばれ、軍でも標準装備として使用されるモデルです。実銃と同じ寸法で平均700~800mm前後の全長に3㎏前後の重量を有します。エアガンのタイプの中でも一番汎用性に優れており、銃身(バレル長)が長く飛距離、初速、精度、火力とどれをとっても平均以上の能力を擁します。その特性を活かして中距離から長距離でのバトルに有効で最大40~50mの距離でも狙う事が可能です。拡張性に優れているものが多く、スコープやグリップなどを取り付けることで長距離での戦いを有利に進めたり、自分が扱いやすいようにカスタマイズが容易です。バランスがよく近距離戦にも対応はできるので1挺は持っておきたいエアガンです。
サブマシンガン
とにかく軽くて小さいエアガンがいい!という人におすすめのタイプで、女性にも人気のモデルになります。その売りはとにかく軽くて小さいこと。全長は500mm前後、若しくはそれ以下で、重量は2kg前後と取り回しに優れており、走り回っても邪魔にならず、疲労を軽減します。高い発射速度と火力もゆうしています。特に取り回しの良さからインドアやCQBといった狭い場所で威力を発揮。近距離から中距離のバトルに向いています。バレル長がアサルトライフルと比べ短いので初速、飛距離、精度が若干劣るため最適な交戦距離は20~30mとなり、ある程度、相手との距離を詰めないと不利になります。そのため、前線に出る必要があります。
ショットガン
ショットガンが散弾を放つようにエアガンではダブル、またはトリプルバレルといった複数のバレルから一度に2~3発の弾丸をばら撒きます。そのため、若干的が外れても当てることが可能です。近接用の武器として作られたショットガンはエアガンでも同様に飛距離、初速、精度は低いので相手との距離を詰める必要があります。20mぐらいが好ましい距離です。また多くのモデルがポンプアクションの単発式になり、連射ができないので、アサルトライフルやサブマシンガンと正面切っての撃ち合いは不利になります。見通しの良い屋外フィールドよりもインドアやCQBといった障害物や入り組んだ場所でのバトルでの使用をおすすめします。種類は少ないですがAA-12やSGR-12といったフルオート可能なショットガンもあり、アサルトライフルに近い扱い方ができます。
スナイパーライフル
エアガンの中でサバゲーで扱うには一番レベルが高いタイプかもしれません。全長は1m前後と長く、重量は3kg以上、長くて重い上に取り回しは悪く、動き回る戦い方に適していません。非常に扱いにくいエアガンです。多くのスナイパーはエアコッキングのボルトアクションで一発ずつしか撃てないと火力も弱く、フルオート機能を持つ相手や、接近戦では非常に不利です。。と、いいところないじゃないか!と思いますが、スナイパーライフルの利点は長いバレルです。これにより高い精度と飛距離を実現し、文字通り狙撃に適したエアガンになっています。それを最大限に活かすため、BB弾は重量0.25g以上の重い物を使いましょう。これにより風の影響も受けにくく弾道が安定します。また撃ち合いでは負けるので、実際のスナイパー同様に相手に気づかれないよう、なるべく前線には出ず、後方の長距離から狙いましょう。40~50mが最適な交戦距離です。スコープの装備は必須です。エアガンのパワーには規制があるため、飛距離には限界があり、アサルトライフルとさして変わらないので、戦い方はスナイパーに徹しましょう。
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