日本でサバゲーをプレイするにはエアガンは銃刀法による制限を守り規定値以下にする必要があります。その他、自治体によっては条例にてエアガンの使用に年齢制限などを設けています。更に法律とは別にサバゲー界隈では自主的に、プレイする場所や周囲に対する配慮などの自主規制を設けています。そのような条件のもとサバゲーができます。
しかし、世界には法律でエアガンの所持など一切が禁止されサバゲーができない国があります。
サバゲーの可否をまとめた世界地図
サバゲー(AirSoft)がプレイできる、できないをまとめた世界地図があります。今回はこちらを元にサバゲーの世界事情を簡単に紹介します。
グリーン‐サバゲーが合法な国
日本はもちろんグリーンです。近隣アジアですと台湾、インドネシアがサバゲーが盛んな地域です。韓国もOKですが、知人の韓国人に聞いたところによると兵役があるせいかあまり人気ではないそうです。ヨーロッパは一部黒海周辺の国とトルコを除いたほとんどの国でOKになります。ペイントボール発祥の地アメリカはじめ南米大陸の多くの国でもサバゲーができます。
だからといって何でもOKというわけではなく、多くの国で日本同様にエアガンにパワー規制が設けられています。 更にアメリカなど銃社会の国では実銃と玩具銃とが区別付くように銃口は赤やオレンジなどでマーキングする必要があります。オランダでは警察による身元調査の上、エアソフト協会会員にならないと参加回数の制限かかるなど、国によっても様々な規制の元でサバゲーのプレイが可能になっています。
イエロー‐準合法、条件によってはOK
中国はエアガンの所持は禁止されているので、限りなく赤に近いです。ちなみに同じ中国でも香港、マカオはサバゲーOKになります。インドは合法でも非合法でもない、つまり何も規制がない状況です。トルコにはサバゲーフィールド自体はあるので、実際にプレイは可能のようです。中南米のニカラグアは情勢不安な状況です。
レッド‐違法
意外なのが、オーストラリアです。欧米先進国で禁止なのはオーストラリアのみになります。エアガンの所持自体が禁止されています。格子状になっているのは西オーストラリア州で2019年7月からペイントボールであればOKになります。現在オーストラリアではサバゲーが合法になるようロビー活動を展開中です。
その他ではオーストラリアの 隣国パプアニューギニアも禁止になっています 。 アジアでは東南アジアのマレーシアは許可なくエアガンを所持することは禁止され、基本的に許可はおりません。中央アジアではウズベキスタン、トルクメニスタンが禁止です。北朝鮮の禁止は何となく納得です。中東のシリア、イエメンはサバゲーどころか実際に内戦中です。中南米のホンジュラスは世界で最も治安の悪い国の一つとされています。
グレー‐不明
サバゲーの可否が詳細不明のエリアです。多くがアフリカ地域になります。唯一南アフリカだけがグリーンになっています。イラン周辺の中東諸国とカリブ海諸国も不明な状況のようです。
まとめ
こうやってマップでみると日本発祥のサバゲー(Airsoft)が世界に広がっているのが分かります。ただ、何がきっかけで他の国のように規制がかかるか分かりません。我々もしっかり、ルールを守って健全なスポーツ、アクティビティとして世界に広めていきたいですね。