CQBとCQC、似たような言葉で近しい意味を持つが、用いる武器が異なる。
CQB
CQBは”Close Quarters Battle”の略になり、「近接戦闘」という意味になる。市街地や建物内、船や航空機など入り組んで狭く限られてスペースにおいて、相手と近い距離でハンドガンやサブマシンガン、アサルトライフルなどの小火器を用いて射撃、または白兵戦を行うことを指す。交戦距離はだいたい30m以内になる。サバゲーのCQBフィールドと呼ばれるところは、障害物が多く入り組んだ設計で見通しが悪く、相手の交戦距離が近い設計になっている。入り組んでいるためスナイパーライフルなど長物は銃口が壁に当たるなど取り回しが悪く不利とされ、ハンドガンやサブマシンガンなど短い銃が有利になる。
CQC
CQCは”Close Quarters Combat”の略になり「近接格闘」という意味になる。CQBよりも相手の距離が短く、手の届く距離になる。このぐらいの距離になると銃器は使わず、ナイフや警棒といった非発射型武器や体術、格闘術を使う。高度な戦い方になり、兵士の中でも体得しているのは特殊部隊など一部の兵士に限られる。サバゲーでは身体の触れ合いを伴う攻撃、ナイフアタック(ダミーナイフ)を禁止しているところがほとんどなのでサバゲーでCQCをやることは基本無い。