サバゲーを本格的に始めようしたとき迷うのが装備一式を何に揃えるかです。予め好きな軍や格好があれば早いですが、そういったものが無いと結構悩むと思います。探せば探すほどいろいろ出てきて決まらないんです。もし、あなたが悩んでいるなら、日本人なら、まずは自衛隊を検討してみてはいかがでしょう? 歩兵を抱える陸上自衛隊の装備一式を!国内の部隊だけあって、装備一式を揃えるのは簡単ですし、何より参考となる実物を見るチャンスが多い!!今回はサバゲーで揃えられる陸上自衛隊の装備一式をまとめてみましたので、陸上自衛隊装備を検討してみてください。
エアガン
89式5.56mm小銃
陸上自衛隊の主力小銃といえば豊和工業が開発製造している純国産の89式になります。武器輸出三原則に基づき輸出はしておらず、国内でしか使用はされていません。89式のエアガンを開発するのは国内エアガンメーカー最大手の東京マルイになります。マルイは自衛隊訓練用のエアガンを陸自に納めており、実銃の図面の寸法を基に細かいディテールまで再現した精巧な作りになっています。電動ガン1タイプとガスガン2タイプの計3タイプ出しています。
89式5.56mm小銃〈折曲銃床式〉‐電動ガン
スタンダードの電動ガンタイプになり、フォールディング(折りたたみ)ストックを採用した折曲銃床式になります。ストックを畳むことにより、持ち運びがしやすく、狭い場所での取り回しが良くなります。3点バーストも搭載し、実戦訓練にも耐えうる剛性をもっています。折曲銃床式は陸自の第1空挺団が採用しています。
東京マルイ「89式5.56mm小銃〈折曲銃床式〉」の詳細情報です。…
89式5.56mm小銃〈固定銃床型〉‐ガスガン
ガスガンは電動ガンにはないリアルなブローバックが体感でき、本物に近い手順での通常分解が可能になっています。ノーマルマガジンの装弾数は35発と実銃(30発)に近い形式をとっています。こちらは固定銃床型になるため、ストックを折り畳むことはできません。
東京マルイ「89式5.56mm小銃〈固定銃床型〉 」の詳細情報です。…
89式5.56mm小銃〈折曲銃床式〉‐ガスガン
ガスガンの折曲銃床式モデルになり、ストックの折り畳みが可能になります。ノーマルマガジンの装弾数は20発になります。
東京マルイ「89式5.56mm小銃〈折曲銃床型〉」の詳細情報です。…
※89式は30年と長きに渡り配備されているのですが、古いモデルのため現在の主流であるレールシステムを搭載していないため、光学機器の搭載にはマウントベースを取り付ける必要があるなど拡張性はよくありません。
MINIMI
ベルギーのFN社が開発した分隊支援火器、米軍ではM249と呼ばれる軽機関銃です。多くの西側諸国が採用しており、国内でライセンス生産したモデルを1993年から調達しています。エアガンは海外メーカーから電動ガンでいくつか出ています。
Classic Army (クラシックアーミー) M249 MINIMI PARA AEG
M24 SWS
レミントン・アームズ社製のボルトアクション狙撃銃になります。M24は国内エアガンメーカーのタナカからエアコッキングとガス、2つのタイプが出ています。
タナカ M40A1 24インチ Ver.2 BK カート式 18歳以上ガスライフル
SIG SAUER P220
SIG社の9㎜拳銃P220を国内でライセンス生産して1982年から調達しています。P220は国内エアガンメーカーのタナカからガスガンが出ており、陸自、海自、空自と各隊のモデルが出ています。
※89式の前身である64式もまだ現役なのですが、64式のエアガンはもうほとんど流通していないので省きました。
装備一式
日本の自衛隊というだけあり、海外の軍と比べて装備一式を揃えやすくなっています。しかし、自衛隊は世界で最も規律、規則が厳しい部隊の一つであり、正規品は一般には販売しておらず、放出品として販売もしていません。隊員が勝手に売りに出せば罰せられます。よって、国内で発売されている自衛隊の装備グッズはレプリカになります。備品によっては自衛隊が使用している物と同じ物を買える場合もあります。
88式鉄帽 ‐ヘルメット
2013年より採用された自衛隊や海上保安庁、警察で使用されている戦闘用ヘルメット。自衛隊装備で欠かせないアイテムです。自衛隊での正式名称は鉄帽、隊員間ではテッパチ(鉄鉢)と呼ばれています。前身の66式と比べ軽量化されています。通常仕様のタイプはあご紐が2点式になり、改良型のⅡ型は4点式のあご紐に内部にはクッションパッドも採用されています。また、カバーを付けないと深い緑の鉄棒なので迷彩のヘルメットカバーをお忘れなく。ゴムバンドを付ければ草でヘルメットを偽装することもできます。
迷彩服3型‐BDU
陸自の迷彩服は2007年より採用されている迷彩服3型になります。市販されているものは勿論レプリカです。上下セットでブーニーハットやワークキャップ付いているものも多いです。ちなみに前身の2型も迷彩柄は一緒です。2型から3型に変わった点としてはボタンからファスナーになるなど機能性がアップしています。
最近ではコンバットシャツタイプも出ており、より機能性を重視したい方はこちらがお薦めです。
迷彩服三型タクティカルシャツ メンズ 長袖 上下2枚セット 自衛隊迷彩 戦闘服 サバ
グローブ
グローブに関しては陸自が採用している同じものが買えます。KM企画のグローブは手の平側に人工皮革補強付きケブラー糸を使用し、ミルスペックの堅牢な作りになっています。グリップ感や装着感に優れ、エアガンの取り扱いも問題ありません。
防弾チョッキ3型‐ボディーアーマー
2012年から調達が行われたいわゆる防弾ベストになります。プレートキャリアなどと比べるとごついです。首回りや肩のパッドはベルクロで脱着が可能になっているので必要に応じて外すことはできます。購入する際はMOLLEシステムが付いているもにしましょう。無いとマグポーチがチョッキに付けられません。
弾帯ベルト・サスペンダー
軽装にしたい方は弾帯ベルトとサスペンダーを着用してください。弾帯ベルトにマグポーチなど装着します。
マグポーチ
自衛隊の標準装備をみるとマグポーチの装着は4つのようです。M4マガジンも入るので汎用性は高いマグポーチになります。
半長靴3型‐コンバットブーツ
半長靴3型は前身の2型で苦情が多かった蒸れを改良したモデルです。こちらも出ているのはレプリカになります。
靴下
靴下に関しては自衛隊員が愛用している同じ製品が買えます。「ガッツマン」と呼ばれる靴下は自衛隊員向けの頑丈な高機能ソックスブランドです。長時間の行軍・演習にも耐える強い・丈夫なソックスです。サバゲー以外にも登山やアウト度に普段使いに十分活用できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 陸上自衛隊の公式Webページには多数の写真が上がっているので装備、着こなしの参考にしてみてください。インスタグラムもやってます。
サバゲーでは自衛隊装備縛りの「JSOL」というイベントも行われており、愛用者が多い装備です。サバゲーには稀に現役の陸自の隊員の方も来られたりします。装備に迷っている方は是非、参考にしてみてください。