着物、それは自分が日本人であることを思い起こさせる服。明治維新の文明開化により、洋服が日本に入ってきて、戦後のアメリカ文化の広がりに高度経済成長なども経て、着物を着ることは特別な機会を除いては無くなってしまいました。まだ、女性は成人式や卒業式、冠婚葬祭などで着る機会はありますが、男性に至っては着る機会は無いに等しい。いっそのことサバゲーで着物を着ちゃいません?そんなサバゲーで使えるミルスペックのBDU着物があるんです。
BDUの生地仕様で作った着物
京都にある「 京都きもの彩(さい)」が着物文化が離れていくなか、着物に興味を持ってもらおうと開発したのが BDU(Battle Dress Uniform)着物。迷彩柄の着物は他にもあるけれど、作るならば本物をという事で、米軍調達規格のミルスペック生地を使用しています。丈夫な生地はサバゲーという環境でもそうそう破れることはありません。更に迷彩に縫い目のステッチが見えるのはかっこ悪いからと職人による手縫いというこだわりよう。着物は本来、洗濯、手洗いを家庭でするのは難しいですがミルスペックなので洗濯機で問題ありません。着物となると面倒な帯ですが、帯は無くLCベルトで止める仕様になっています。ワンタッチで簡単に装着でき、着るのは簡単です。LCベルトには勿論、マガジンポーチやダンプポーチの装着ができます。着物には下駄や草履が似合いますが、コンバットブーツやヘルメットも似合う着物になっています。
着物以外にも浴衣タイプもあるので、これから迎える夏祭りや花火のイベントで着ていくのもありかもしれません。迷彩パターンもウッドランドやデザート、ネイビーなど着物は9デザイン、浴衣が4デザインが用意されています。
全身迷彩なのでサバゲーマーとしては外で着ていっていいのか、ちょっと迷ってしまうかもしれません。
WW2(第二次世界大戦)軍用機モデルの浴衣も
左からドイツの急降下爆撃機ユンカースJu87、アメリカの戦闘機カーチスP40、そして日本の零戦52型モデルのデザインになります。第二次世界大戦で活躍した軍用機デザインは日本軍8モデル、アメリカ軍5モデル、ドイツ軍4モデルの計17モデルがラインナップされています。こちらも全て職人による手作りです。
価格
「でも、お高いんでしょ~?」
と思っているあなた!
はい、高いです。価格はいちばん安いBDUの浴衣モデルで42,120円。着物は6万円以上します。ちょっと、BDUとしては高いですが、着物としては高くありません。買うとしたらBDU?着物?どちらで買います?
購入はこちらのサイトから
http://www.monoshop.co.jp/user_data/kks-bdu.php