意外と知らないコンバットブーツとタクティカルブーツの違い

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サバゲーでコンバットブーツタクティカルブーツを使用する人は多いだろう。総じてミリタリーブーツ言われるが、最初のうちはどちらも同じ意味として、とらえてしまう方も多いと思う。私も言い方の違いだろうと思っていた。実際アイテム名も混在している。でも、実はカテゴリーとしてはこの2つは分かれている。ここではそれぞれのブーツの特徴や役割について述べたいと思う。

コンバットブーツとは

コンバット(Combat)”とは英語で”戦う”という意味になる。文字通り戦闘用のブーツとなり、軍隊の戦闘、行軍、その他作業用のために作られた頑丈なブーツになり「ジャングルブーツ」とも呼ばれる。その特徴は脹脛付近まであるハイカットと靴紐になる。米陸軍仕様の場合はのその丈の長さは約20㎝になり足首の保護と虫や異物など混入を防ぐために足首周りは固定されきつく縛られる。他にも戦闘中に脱げないようにするためでもあるが、その分、ブーツの脱ぎ履きは大変面倒になる。ソールや靴底も厚く、耐久性は高いが機能性に優れているとは言えなかった。素材は当初、革で作られていたが、今日では、多くのコンバットブーツは、ゴアテックスのような民間のハイキングブーツに由来する技術を組み込んでおり、通気性と快適性を向上させるナイロン製のサイドパネルも取り入れられている。

タクティカルブーツとは

市街地を想定した作りになっており、軍の中では特殊部隊や空軍、法執行機関、SWATなどに利用されている。丈もくるぶしにかかるミドルカットぐらいのものが多く、脱ぎ履きしやすくなっている。アンダーアーマーといったスポーツ用品メーカーなども開発していることもあり、 最新のナイロン、ゴアテックス素材、ソールを使用しており、 軽量で運動性が高く、伸縮性もあり、滑りにくい。 排水性も優れているので直ぐに乾くなど機能性に優れている。その上、頑丈さも併せ持っている。タクティカルブーツはある程度タウンユースでも使えるのでコンバットブーツに比べるといろんな服に合わせやすい。

どっちがいいの?

正直、ショップを見ているとコンバットブーツとおぼしきものがタクティカルブーツとして売られていたりするなど、コンバットブーツも機能性を追求する中でタクティカルブーツと遜色なくなっていると思われる。
メーカーにもよるが、通気性に関しては完全革製などを選ばなければ、どちらも遜色は無いと思われる。脱ぎ履きに関してもコンバットブーツでもサイドジッパーを取り入れたものもあり、改善しつつある。シュチュエーションで考えれば山林フィールドは異物の混入を防ぎ足首周りまでしっかり保護でき、安全性が優れるコンバットブーツ。市街地タイプやインドアフィールドで走り回るのであれば、機能性もあり滑りにくいタクティカルブーツといったところか。あとは自身の好みや格好にもよるだろう。アメリカ軍などの軍装を再現したい場合はコンバットブーツでブーツインがよい。PMCなど特に縛りがなければタクティカルブーツ。 ちなみに私は以前コンバットブーツを使用していたが今はサバゲー後の私服との組み合わせも考えた場合、合わせやすいタクティカルブーツにしている。それこそ、夏場などは私服のハーパンにも合うようにどちらも履いていなく、スポーツシューズにしてしまっているが、これはあまりお勧めしない。

おすすめのブランド

MERRELL(メレル)

[メレル]MERRELL Moab 2 Mid Tactical Waterproof

高性能ハイキングブーツのメーカーになり、米軍御用達のブーツブランドになる。日本にも直営店が数点あるので、実際に履いてあわせることもできる。軍や特殊部隊における厳しい状況下でも耐える耐久性と機能性を実現している。国内の場合アウトドアブーツの品揃えが多いが、機能性については軍用ブーツとそん色なくサバゲーに使用する人も多い。

UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)

[アンダーアーマー] メンズ UA Stellar Tactical ブーツ

スポーツブランドのイメージが強いアンダーアーマーだが、軍用ブーツも出しており、スポーツ用品の開発で培った技術で機能性が高いブーツを開発しており、法執行機関の特殊部隊に採用されている。

5.11 タクティカル

5.11タクティカル ブーツ 12110 サイドジッパー ATAC

5.11は軍や法執行機関向けの制服や軍用ギアを生産するアパレルブランドになる。専門ブランドだけあって、いかにも軍用という男らしい頑丈なブーツが揃っており、本革が使われいることも多く耐久性に優れている。東京都福生市にはオフィシャルショップも構えている。

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