最近ではサバゲーのプレイ動画を上空からドローンで撮影している人が増えてきている。YouTubeにはその手の動画が多数上がっており、視聴している人も多いだろう。そんな動画を見ているとドローンで撮影するだけではなく、ドローンで攻撃、ドローンを撃ち落とすといったゲームをやってみたいと思った人も少なからずいるのではないだろうか。そんなゲームを行っている動画が公開されている。
サバゲーマー3人 VS ドローン3台
動画を上げているのはドローンを巧みに操縦して、FPV(First Person View)視点のこれまでにない映像とさまざまなチャレンジによるフライト動画を紹介し続けている「Team BlackSheep」
対するサバゲーマーはオーストリアの有名サバゲーマーでユーチューバーのNOVRITSCHにSNIPERBUDDY FABI、MAGNUS EDGEのという2人。この2人もヨーロッパでは多くのフォローを抱える有名サバゲマーである。
ドローンは各自一人が操縦するので3台。ドローンは小型タイプのものになる。
場所はオーストリアのサバゲーフィールド「Tirol」。元工場跡地のような場所を利用した雰囲気抜群の場所。近くにあったら絶対行きたいと思うフィールド。そこへサバゲーマー3人は車体上部に機銃座が付いた装甲車で登場。降車ともにゲームスタート。
3人は建物内でドローンを待ち伏せして、銃撃戦が始まるのだが、ドローンに装着されていた筒状の物から発射されたのはBB弾ではなく、まさかのロケット花火。そのロケット花火にあえなく一人がやられるのだが、若干燃えている……サバゲーマーもエアガンで反撃。一機のドローンが撃墜される。エアガンの威力にドローンが耐えられるのか心配であったが、案の定、何かの部品がはじけ飛ぶ姿が見えた。
その後、サバゲーマーの一人は装甲車の機銃座に乗って反撃する。機銃の激しい攻撃もドローンはかろやかに交わしながら反撃する。
するともう一人が屋上に登り、交戦中のドローンをスナイパーライフルで狙撃して撃墜するのだが、「いやいや、エアガンのスナイパーライフルで動くドローンを一発で仕留めるのは無理だろう!」と思ってしまう、プロも顔負けのスナイピング技術だ。
その後、戦場は室内に移るのだが、ドローンの操縦技術が凄い。室内の階段や狭い通路もすいすい進む。追い詰められた一人がそこで、あえなくやられてしまう。
残るは1人vs1台。最後は予想外の結末で勝敗が決するというのが動画のラストになる。
動画を見る限りはプロモーションビデオ的なもので、真剣な戦いではない。ただ、ドローンにこれだけの操作性があれば、サバゲーマーvsドローンというのは夢ではないと感じる。ロケット花火は危険なので無理だが、BB弾が使用でき、ドローン自体も本体は破損せずにプロペラの交換のみ可能な耐久性になれば可能だろう。いつか、そんなゲームができる日は来るだろうか?
ただ、どうしてもサバゲーマー側は射線が上に向かって撃つことが多くなるので、フィールド外にBB弾が飛ぶ可能性がある。そうなると、できるフィールドは限られてしまうだろう。