アンビシステムとは？左利きでも不自由しないエアガン

2019年7月24日
2020年5月15日
エアガン

サバゲーマーの中にも左利きの人は一定数いると思います。また右利きでもシチュエーションに応じて左にエアガンを構える人も多いと思います。しかし、多くのエアガンは右利きように作られており、左利きの人には操作しずらくなっています。しかし、最近では左右関係なく使える銃が増えており、それに合わせてエアガンも対応されてきました。この両利き対応の機能を「アンビ」といいます。

1 両利きに対応したアンビ
- 1.1 セレクターレバーが左右両方に
- 1.2 アンビのメリット
2 アンビ対応のエアガン

両利きに対応したアンビ

アンビとはアンビデトラクス（ambidextrous）という英語からきており、日本語で「両利き」という意味になります。エアガンではアンビシステム、アンビタイプともいわれます。世の中の90％は右利きになり、それに合わせ銃も従来、右利きように作られており、自ずとエアガンも右利き用になり、左利きのサバゲーマーは苦労したかたも多いと思います。しかし、実銃が対応したことにより、対応したエアガンも近年増えてきております。

セレクターレバーが左右両方に

エアガンにおける重要な操作がセレクターレバー、マガジンキャッチボタン、セーフティロックになります。アサルトライフルの場合はエアガンの左側にセレクター、マガジンキャッチが右側についています。ハンドガンの場合は左側にセレクターレバー、マガジンキャッチボタン、セーフティロックがついています。従来の設計では右手でグリップを握り、左側の操作を親指で行い、右側の操作をひとさし指で操作するように設計されています。左手でグリップを握ると上の操作ができず、握り手を持ち替えるか両手を使って操作する必要があります。そこを解消し、利き手を選ばずに操作できるように両側にセレクター、マガジンキャッチをつけたものをアンビといいます。

アンビのメリット

実際のサバゲーでは素早い対応と状況判断が求めれます。戦闘の中で持ち替えての操作は致命的になることがあります。またアサルトライフルなど長物は障害物の左側から銃を出して撃ち込む際は右手のままだと撃ち込む際に障害物から出る体の面積が多くなってしまいます。なので左手に持ち替えて撃つことも多く、右利きの人にとってもアンビは有効な機能になります。また、実際の戦場の話になりますが、どちらかの腕を負傷して銃を構えることできないケースが発生する可能性があります。アンビであれば負傷した腕に関係なく、片手で操作することができます。