サバゲーでは、みんながみんな自分勝手に動き回るとバランスが崩れて負けてしまいます。 そうならないようにサバゲーにもサッカーやバスケ同様にポジションがあります。スポーツのように厳密ではなく、誰かに決められるわけでは無いですが、ゲームでは誰かに言われるまでもなく、自ずと、自身のスタイルや戦況に合わせて役割・ポジションを担い、定例会でも意外とバランスが取れていたりします。サバゲー初心者の方はどう立ち回りしたらいいのか、周りの人がどういった動きをしているか分からないとおもいます。今回はそんなサバゲーにおける役割・ポジション7つを紹介します。
アタッカー(Attacker)
最前線に赴き、攻撃の先導を担うもの。ポイントマンともいわれます。ゲーム開始直後から機動力を駆使し、味方の前線を押し上げ、敵と交戦し、拠点制圧を目指します。その役割から一番損害が多く、ゲーム開始直ぐにヒットされることが多々あります。サバゲーの中でも比較的多い役割になります。火力、機動力、ヒットを恐れない勇敢さが必要なポジションです。
ガンナー(Gunner)
前線から一歩引いた中間距離で援護など火力支援を行うもの。アタッカーの後方に位置し、状況を見ながら援護射撃、火力支援を行い、前線を押し上げると共に、敵の侵攻を火力を持って防ぎます。アタッカーが全滅した場合は代わりに前線を務めます。 こちらもサバゲーの中でも比較的多い役割になります。撃ち合いも多く、ある程度ゲーム状況を俯瞰して見れるので初心者が最初につく、お勧めのポジションです。
タクティカル(Tactical)
囮、索敵、隠密行動など戦況に応じて戦場を動き回るもの。いわゆる遊撃部隊のような役割になります。見つからずに単独で敵の背後を突いて急襲したり、拠点を落とします。戦場を動き回りながら、戦況を見極め、様々な場所に顔を出しては役割を変え、攻撃、支援を行います。機動力と体力、判断力が必要なポジションです。
スカウト(Scout)
索敵を行い、味方に敵の状況や位置を伝えるもの。いわゆる斥候的な役割です。前線や見通しの良い高台などに陣取り、攻撃よりも索敵に徹し、味方に伝え、攻撃、進軍を支援します。敵の偽装を見抜く索敵能力ともにスコープなどを備えたライフルが必要になります。
コマンダー(Commander)
命令や指示を出し部隊を指揮するもの。指揮官になります。指揮官になるには強いリーダーシップ、判断能力、経験、味方からの信頼が必要になります。定例会で全体を指揮するのは難しいので、貸切や身内のチーム内における役割が主になります。
スナイパー(Sniper)
前線より、後方に位置し、身を隠しながら遠距離から味方を支援するもの。主にスナイパーライフルを所持し、後方からの遠距離による精密射撃にて前線の味方を支援したり、敵の侵入を防ぎます。動き回らず、身を隠し、位置を悟られずに敵を排除します。スナイパーライフルのスコープを駆使してスカウトの任務を兼務することも多いです。忍耐力と射撃スキルが必要なポジションです。
ディフェンダー(Defender)
味方の陣地周辺に陣取り、守りに徹するもの。ゲームにおいては、拠点がガラ空きになり、裏を取られて制圧されるとこともしばしばあります。陣地を動かず、拠点に迫る敵を排除します。時には前線の味方が全滅し最後の砦として孤軍奮闘することもあります。しかし、逆に味方が敵を殲滅し、全く出番なしということもあります。敵がこなくとも、そこに留まる忍耐力が必要になります。
ポジションは自由に変えてもいい
実際の戦場であれば、与えられた役割を忠実にこなさなければいけませんが、サバゲーは遊びです。楽しむことが一番です。冒頭にも述べているようにポジションは誰かに決められる訳ではありません。自身のスタイルや性格にあったポジションを選択してください。私は同じ場所に留まったりすのは苦手で、戦況を見極めながら動くタイプなので、ガンナーやタクティカルといったポジションを選択することが多いです。
また上に述べたポジションに縛られる必要もありません。フリースタイルだっていいんです。スナイパーになったからといって、アタッカーをやってはダメと言うわけでもありません。ゲーム毎、ゲーム中に戦況を見極めながらポジションは変えてしまっても大丈夫です。いろんな役割をこなしてみて、自分にあったポジションを選んでみてください。