サバゲーの基本ルールとマナー

初心者必見!おさえておこう サバゲー基本ルールとマナー

サバゲーに参加してみたいけど、ルール、マナーが分からない。そんな初心者サバゲーマー様の為に参加するために覚えておきたい基本ルールとマナーをまとめました。

サバゲーの参加条件

サバゲーの参加には条件が設けられています。

年齢による条件

サバゲーには年齢による参加条件があります。エアガンの多くは対象年齢18歳以上になります。フィールドのレンタル銃の多くも18歳以上です。よって、原則、参加条件は18歳以上のフィールドが多数を占めます。東京都、千葉など多くの都道府県では18歳向けのエアガンを有害玩具に指定し、青少年(18歳以下)の所持を条例で禁止しており、違反すると罰せられます。18歳以下の方がサバゲーに参加するには10歳以上対象の銃を用意する必要があります。また、18歳以下の方が参加する場合は親の承諾書が必要になります。参加する際は法令、フィールドの参加条件に従って参加してください。

サバゲーの基本ルールとマナー

フィールドによっては対象10歳以上のエアガン縛りのイベントを開催する所もあります。
18歳以下は原則参加禁止のフィールドもあります

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エアガンによる参加条件

パワー規制

エアガンには法律でパワーが規制されており、6mmBB弾(0.20g)で0.989J以下(弾速98s/m)と定められています。フィールドではゲーム開始前に必ず持ち込みの銃はチェックを行います。上限を超える銃は使用できません(※超えていれば銃刀法違反です)
また、インドアフィールドの場合は近接戦闘が多いため、パワー規制を更に厳しく設定しているフィールドがあるので、インドアフィールドを利用する際はレギュレーションをしっかり確認してください。

Co2ガスの規制

ガスガンの中にはCo2ガスを利用するエアガンがあります。日本ではまだメジャーではないのですが、まだルールが定まっていないこともあり、フィールドによっては使用禁止のフィールドもあります。

セーフティでのエアガンの安全管理について

意図しない誤作動、暴発による事故などを防ぐため、フィールド外のセーフティゾーンでのエアガンの安全管理が厳しく定められています。銃の扱いについては初心者講習があるフィールドもあるので初めての方は必ず受けるようにしてください。講習が無いフィールドでもレンタルの際にお願いすれば教えてくれます。

マガジンは抜く

マガジンを差したままという事はBB弾が装填された状態です。何かの拍子で弾が発射する可能性があります。必ずフィールド外ではマガジンは抜きましょう。

マガジン

弾抜きをする

マガジンを抜いてもエアガンのチャンバー(薬室)という所に数発BB弾が残っています。マガジンを抜いた後はエアガン内のBB弾が空になるまでシューティングレンジ、フィールド出口にある弾抜きBoxに向けてエアガン内のBB弾を撃ちつくしましょう。

空撃ちをしない

BB弾が入っていないからといって、フィールド外で引鉄を引くことは禁止です。弾が残っている可能性があります。

セーフティモードにする

エアガンのトリガー(引鉄)にロックをかけて、発射できない状態にする事です。暴発を防ぐためにもフィールド外では必ず設定しましょう。

エアガンの試射、調整を行いたい場合はフィールド併設のシューティングレンジを使用しましょう。フィールドによってはゲーム中での利用が禁止の場合もあるのでフィールドのルールに従って利用しましょう。

サバゲー中でのルール

ゴーグルは必ずつける

ゴーグル

目に当たると最悪失明します。安全管理上、フィールド内ではゲームの進行に関わらず、ゴーグル着用は必須です。ゲームが始まっていないから、ヒットしたから、出口がもうすぐだからといって、フィールド内ではゴーグルを外しては絶対にいけません。フィールド内ではBB弾はいつ、どこから飛んでくるか分かりません。
※フェイスマスクの着用は必須ではありませんが、インドアなど、近接での戦闘が多いフィールドでは着用が必須にになります。歯が折れたり、怪我を防止する為にも着用をお勧めします。

ヒットは自己申告

サバゲーはBB弾を打合うゲームです。他のスポーツなどと違い、弾が当たった事(ヒット)を判定する審判やシステムなどはありません。ヒットは全て自己申告という紳士淑女の競技になります。弾が当たったら大きな声で「ヒット!」と言って手を上げてフィールドから退場しましょう。ゲーム中だとヒットしても撃たれる(オーバーキル)ことが多いので「ヒット通ります!」と叫び、手を上げながら退場しましょう。中には条件付きで復活ありのゲームもあるので、ゲームルールの説明はしっかり聞きましょう。またヒットは言わば死人です。死人に口なし。ヒット後に味方に情報を与えてはいけません。

ゾンビ行為の禁止

ゾンビ

弾が当たってもヒット申告せず、ゲームを進行する行為です。撃たれても死なないのでゾンビと言われます。頭を打ってもしても死なないのでゾンビよりも質が悪いです。ゾンビがいるとサバゲーは成り立ちません。当たったかなと思ったら自分に厳しく「ヒット」を申告しましょう。サバゲーはゾンビがいるとゲームが成立しません。

暴言や挑発的な言動の禁止

サバゲーという性質上、熱くなることがあります。ゾンビ行為をする人やヒットと言っているの過剰に撃たれるなどついつい文句を言ってしまいたくなりますが、「バカ野郎」「いてーじゃないか」「当たってるだろ」などの暴力、挑発的な言葉、振る舞いは一切禁止です。そういった意味では他のスポーツと比べると実はサバゲーは非常に穏やかな競技でもあるのです。

ゾンビ行為などを発見したら直接本人には言わずに運営側に申告しましょう。当事者間での対応はトラブル防止のためにも絶対禁止です。「当たった!」「当たってないの!」のお互い水掛け論になり、収集がつかず、過去には殴り合いの喧嘩に発展したこともあります。

跳弾の扱い

跳弾とは壁など跳ね返ってきた弾の事です。壁が多いインドアは跳弾はヒット扱いしない場合が多いですが、アウトドアの場合はヒット扱いするケースが多いです。基本的にはフィールドのルールに従ってください。また意図的な跳弾狙いは禁止されています。

フリーズコールの禁止

相手の背後をとるなど完全にヒットを取れる状態で撃たずに相手に「フリーズ」を宣言してヒット扱いにすることです。基本的にはそのような時でも撃つことが奨励されています。言った言わないの問題に発展することがあるからです。しかし、その時は装備の上からなど、なるべく痛くない場所を撃ちましょう。

フラッグダッシュの禁止

サバゲーの基本ゲームであるフラッグ戦は敵陣地フラッグのブザーを鳴らすことでフラッグゲットとなります。ブザーは基本ボタンなので走り込んで鳴らすことが可能ですが、そのようなフラッグゲットは禁止されています。フラッグ周囲の安全を確認し、余裕をもってブザーを鳴らすことでフラッグゲットと見なされます。

撃つときの注意

盲(めくら)撃ちの禁止

めくら撃ち

敵を見ずに上や横から銃だけを出して撃つ行為です。敵を見ずに撃つとあらぬ方向に弾が飛んで、事故につながるケースもあります。撃つ際は対象の敵をその目で捉えて撃ちましょう。

隙間撃ちの禁止

隙間撃ち

フィールドの障害物には隙間や小さな覗き穴があるものがあります。そこから銃口だけを突っ込んで撃つことは禁止です。顔が出せるぐらいの穴であれば問題ありません。隙間に対して撃ち込むことも大丈夫です。

故意に顔面は狙わない

動きの激しい戦闘中では難しいのですが、マスクをしていない人も一定数いるので、なるべく体を狙いましょう。

オーバーキルしない

相手がヒットと言っているのに撃ち続けたりすることをオーバーキルと言います。ヒットを宣告したら撃つのは直ちにやめましょう。手を上げている人はヒット者なので撃たないように気を付けてください。またフルオートで無駄に撃ち込むこともあまり好ましくありません。事故、怪我につながる可能性があります。

フィールド外でのルール

エアガンを晒さない

エアガンは銃に似せた玩具です。一見では本物か玩具かは分かりません。そのエアガンを公衆の場で晒すことは周囲に威圧感と恐怖感を与えます。過去には公衆の場でエアガンを晒して警察が出動したこもあります。海外では射殺されても文句は言えません。フィールドや自宅以外でエアガンを絶対に見せないようにしてください。サバゲーに行く際はエアガンが見えないように必ずバッグなどに入れるようにしてください。

迷彩服(BDU)を外で着ない

家からフィールドまで車の人は家からサバゲー用のユニフォームで着ていく人はいると思いますが、フィールド外での全身迷彩はマナー違反です。これも同様に周囲の人に威圧感、恐怖感を与えます。ファッションとしての全身迷彩は問題ありませんが、いわゆる戦闘服(BDU)と呼ばれるガチ迷彩でフィールド外を出歩くことは禁止です。その際は上を脱ぐか何かを羽織るなどして迷彩を隠してください。

まとめ

上記が日本全国どこのフィールドに行っても基本ルールかと思います。またフィールドによってはローカルルールやゲームによってルール変更などがあったりします。各フィールドではゲーム開始前に必ずルールの説明や書面が配布されますので、しっかり聞くようにしてください。またサバゲーはお互いの思いやりによる成り立つ競技です。みんなが楽しめるようルールを守り、思いやりをもって楽しみましょう。

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