最近は新型コロナの影響で株式市場の暴落が毎日ニュースになっており、上場企業の株価は軒並み下落している。株式市場に上場する企業というと大手企業や有名企業とイメージがあると思うが、実はエアガンメーカーにも上場している企業があるのをご存じだろうか?それがフランスに本社を置くCYBERGUN(サイバーガン)になる。
CYBERGUN(サイバーガン) とは
サイバーガンの歴史は長くジェローム・マルサックとヴィンセント・ブーヴェの2人によって1983年に「Les3Pylônes」という社名でフランスに設立される。
1993年に最初のエアガンを発売。実際ある銃をリアルに再現する中で二人は銃器のトップメーカーからエアガン化のライセンスを取得して、より忠実に再現しようと考える。1997年にアメリカのトップ銃器メーカー「Smith & Wesson(スミス&ウェッソン)」から最初のエアガン化のライセンスを取得する。歴史と知名度を誇るS&W社のライセンス取得を皮切りにその後、COLT、SIG SAUER、DESERT EAGLEと名だたる銃器メーカーとエアガン化のライセンスを取得し、その数は最大20社に及んだ。
1999年にはパリ証券取引所(※現在のEuronext Paris )に上場する。上場を機に社名をCYBERGUN(サイバーガン)に変更する。その後はアメリカ市場に軸足を移し小売りや卸売り業者を買収し、市場を拡大。日本の企業とライセンス契約を結び研究開発を促進させる。
2003年には2つの画期的な特許である固定ホップアップのBAXとCYCLONEの特許を出願。 2005年には100%生分分解BB弾を導入するなどした。
2009年には売上50万ユーロ(60億円)の売上を達成するなど欧米最大手のエアガンメーカーになる。しかし、近年はテロなど銃規制や競合の台頭もあり、半分ほどに落ち込んでいる
取得している銃器メーカーライセンス
1.Smith & Wesson (スミス&ウェッソン)※ライセンス終了
2.COLT(コルト)
3.SIG SAUER(シグ・ザウエル) ※ライセンス終了
4.DESERT EAGLE(デザート・イーグル)
5.Arsenal Firearms(アーセナル・ファイアーアームズ)
6.DPMS PANTHER ARMS(DPMS パンサーアームズ)
7.FAMAS(ファマス)
8.FN HERSTAL(FN ハースタル)
9.GLOCK(グロック)
10.KAHR ARMS(カー・アームズ)
11.GERMAN SPORT GUN(ジャーマン スポーツガン)
12.KALASHINKOV(カラシニコフ)
13.MAUSER(モーゼル)
14.MOSSBERG(モスバーグ)
15.PGM Précision(PGM プレジション)
16.Schmeisser(シュマイザー)
17.SWISS ARMS(スイス・アームズ)
18.Auto-Ordnance(オート・オーダナンス)
エアガンにはこれらのメーカーの正式な刻印が入っている。
フランス軍や法執行機関が訓練用に採用
銃器メーカーのライセンスを取得した実物に近いエアガンということもあり、2015年には軍・法執行機関向けの訓練用銃として参入。ライセンス取得しているFAMASはフランス軍の標準小銃であり、GLOCKはフランス警察など法執行機関が採用している。これらのエアガンを訓練用として納めている。
日本でもCYBERGUNは購入可能
日本での知名度はまだ、そこまで高くないが、国内でもエアガンは発売している。サイバーガンの生産拠点は台湾になり、2010年に台湾メーカーINOKATSUを買収している。他に同じく台湾メーカーのVFCやG&Gがライセンス、OEM生産を行っており、日本規格に適応したエアガンが国内で発売されている。
F2000
サイバーガンのエアガンでおすすめなのが「F2000」。FN社が開発したプルバック式のアサルトライフルになり、近未来的なフォルムが特徴になる。実際に配備しているのはスロベニア軍だけとマイナー銃だが、その分持っている人も少なく、エアガンと出しているのもここだけだ。G&Gが生産発売しているので品質も問題ない。マガジンはM4の物が使えるの汎用性もある。違いを出したい人は是非!
G&G ARMAMENT FN F2000 Tactical TAN 電動ガン 18才以上
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