エアガンメーカーのKSCより、トカレフTT33を現代風にカスタマイズした「TT33 Xコンプ ヘヴィウェイト(HW)」が9月27日(金)に発売された。
トカレフTT33 Xコンプ HW について
トカレフとは?
トカレフはソ連軍が1933年に正式採用した軍用銃なる。設計者のフョードル・トカレフにちなみトカレフと呼ばれている。カラシニコフAK47同様にロシアの過酷な環境に耐えられるよう耐久性と単純設計を施した構造になっている。極限まで簡素したトカレフはその結果、安全装置(セーフティ)が付いていないシングルアクション方式の自動拳銃になる。その分、扱いは簡単だったが暴発の多い銃だった。それも1950年代以降からマカロフPMにとって代わる。しかし、中国、東欧ではライセンス生産、コピー品としてそれ以降も作られ、各国独自に様々な改修が施された。
トカレフTT33 Xコンプ HW
今回のTT33 Xコンプ HWはその東欧モデルの「モダナイズド(現代版)カスタム」 なる。セーフティがついていなかった点は、 トリガーをロックするセーフトリガー機能を追加。こちらも元祖TT33には付いていないコンペンセイター(マズルブレーキ)を追加している。このアルミ合金製のコンペンセイター(コンプ)はHW製スライドに接合されるので、ブローバックのリコイルが増している。同梱される「バレルブッシング」と差し替えると、コンプの無いクラシックスタイルも選択可能になっている。
現代っぽいタクティカルスタイルから、ソ連仕様のクラシックスタイル双方が選択できる限定エアガンになる。
KSC TT33Xコンプ ヘビーウェイト 18歳以上ガスブローバック
全長 | 218mm |
銃身長(バレル) | |
重量 | 685g |
装弾数 | 10発 |
パワーソース | ガス |
価格 | 24,000円(税別) |
発売日 | 2019年9月27日 |