エアコッキングショットガンでサバゲーを戦った感想

ポンプアクション式のショットガンの装填・排莢する動作ってカッコよくないですか?そんな仕草に憧れた私も東京マルイのエアコッキングのポンプアクション式ショットガン「M3ショーティー」を買ってサバゲーで使ってみた。

No4 M3 ショーティー (18歳以上エアーショットガン)

3発同時に発射できる

エアコッキングショットガンでサバゲーを戦った感想

実際のショットガン・散弾銃は小さな無数の鉛玉を散開させて発射する銃になり、他の銃と比べて有効範囲が広い。これはエアガンにも反映されている。銃口を覗くとそこにはバレルが3つあり、そこから一気に3発のBB弾が発射される。発射直後はまとまっているが、それが徐々に広がっていくので10m以降の有効範囲は若干広くなる。多少、的が外れていたとしても当たる確率は高い。

エアコッキングは結構しんどい

エアコッキングショットガンでサバゲーを戦った感想

バレル3つ分のピストンを引かないといけないのでハンドガンやライフルのエアコッキングと比べると結構重い。男性でも繰りかえすと筋肉疲労がくるし、翌日には筋肉痛になることもある。正直、女性が扱うのは結構難しいと思う。一度女性ユーザーに試させたら片手ではコッキングできなかった。ちなみにガスのショットガンは非常に軽く、フォアハンドを持ってエアガンを上下に激しく振って装填させるという事も可能だ。

連射できない

他のエアガンがトリガーを引きっぱなし、トリガー引くだけで発射できるのに対し、発射するにはポンプアクションが必須になり、次弾がワンテンポ、ツーテンポ遅れる。これは撃ち合い時では結構致命的になる。こちらが一発撃つ間に相手はその何倍も撃ち返してくる。また、構えながら撃ってもポンプアクション時にどうしても照準がずれるので修正も必要になる。

でも、慣れればラピッドファイアができる

ラピッドファイアとはトリガーを引きっぱなしにしながら、ポンプアクションする行為になり、ポンプアクションがいわばトリガーになり、連射ができる。3発同時なのでそれなりの弾幕が張れる。しかし、正確な射撃は難しい。

でも、10発しか撃てない

エアコッキングショットガンでサバゲーを戦った感想

ショットガン用のマガジン「ショットシェル」の装弾数は30発になる。3発同時に発射するので、実際に撃てるのは10発になる。そして、このショットシェルは1個しか入れられないのだ。何発も差し込む仕草がしたかったのにできない!
そして、これは他の銃のマガジンの装弾数と比べると圧倒的に少ない。ハンドガンでも単発で20発程度は撃てるので火力では圧倒的に不利になる。

装填が面倒

エアコッキングショットガンでサバゲーを戦った感想

ライフルもハンドガンもマガジン抜いて刺すだけだが、ショットガンの装填は方法は少し違っている、それがカッコいいところでもあるのだが、少し手間になる。マガジンリリースレバーを押すとチャンバー部分の蓋が開いてそこに入れて蓋を閉じる。シェルチェンジの時は取り出すのが更に手間になる。残弾や敵との間合いに気を付けないと装填時にやられてしまう。

中距離以上では戦うな

弾速は70m/s代後半ぐらいになる。同じエアコッキングのスナイパーライフルの弾速が90m/s代なので、それと比べるとだいぶ遅い。ホップアップも固定になるので、飛距離も若干劣る。最大30mで、交戦距離としては20mぐらいベストな印象。撃ち合いの場合ポンプアクションのせいで一発撃つたびに身を隠す必要が必要があり、こちらの位置がばれている状況で単発で撃っても距離があると弾道を見切られて避けられることもある。とりあえず、中長距離で正面からの電動ガンと撃ち合いは歯が立たない。

インドア、CQBならいける

F2プラント|廃工場サバゲーフィールドレビュー|栃木県

本来ショットガンは近接戦闘用の銃器になる。インドア、CQBといった交戦距離が短く、入り組んだ場所であればエアコッキングのショットガンでも十分戦える。敵との距離が近いので身を晒して撃ち合う事も少なく、連射を行うようなシーンは少ない、一撃必殺のシーンが多い。ショットガンの交戦距離と散弾という利点を十分に活かすことができる。

No3 M3 スーパー90 (18歳以上エアーショットガン)

東京マルイ No.1 SPAS12 18歳以上エアーショットガン

ちょっと、デメリットばかりになってしまったが、やはりポンプアクションの仕草はカッコいい。本体の価格も安く、エアコッキングは動力無限なのでコスパもいい。メカボックスなども入っていないので軽く取り回しもよいので慣れてくれば十分戦える。サバゲーでは玄人向け、ロマン枠のエアガンになる。

エアコッキングショットガンはサバゲーでどう?
最新情報をチェックしよう!